2025年6月9日～6月13日にフィンランド?ヘルシンキで開催された「国際看護師協会（ICN）大会」において、本学の学生が研究発表を行いました。

【演　題】

　Potential for Integrating Mobile Vending and Mobile Medical Services to Support Health Care for the Elderly in Okinawa
（沖縄県における高齢者の医療支援のための移動販売と移動医療サービス統合の 可能性 ）

【演　者】

　桑江良枝さん（看護学部4年生）

～コメント～

　私は、大学１年のときから、「移動販売車は、販売をする以外に地域の見守りやコミュニティハブになるのではないか」との推論をたて、A村で行われている移動販売車の活動を追ってきました。その中で、医師や看護師が地域の往診に来るように、医療職者が地域の集まりに参加し健康相談ができればよいという地域住民の声を聞き、その可能性を探りました。本研究は、移動販売車の活動を追ってきた結果と、移動販売と移動医療サービス統合の可能性についてまとめています。
　私は、移動販売車と一緒に移動診療車が活動することで、沖縄が抱える医療偏在の問題解決や地域コミュニティを盛り上げるきっかけになるのではないかと考えています。今後は沖縄でのモビリティメディカルの可能性と実現に向けて研究、考察を進めていきたいと考えています。